川原建設株式会社のSDGs宣言
川原建設株式会社は国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」に賛同し、持続可能な社会の実現に向けた積極的な取り組みを行ってまいります。
当社は佐賀県伊万里市に大正12年創業し、長年にわたり建設工事全般に携わってまいりました。
常にお客様の立場にたち、誠実を持って施工することで地域社会の発展に尽力してまいりました。
これからも、事業活動を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み、SDGsの達成に向けて貢献してまいります。
これからも、事業活動を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み、SDGsの達成に向けて貢献してまいります。
2023年4月1日
川原建設株式会社 代表取締役 川原 丈司
川原建設株式会社 代表取締役 川原 丈司
建設業が取り組むSDGsとは
建設業界は、人々が安心して暮らせる社会をつくるために住宅環境の整備やまちづくり、インフラ構築、省エネ、環境保護などに取り組んでおり、事業の理念そのものがSDGsに合致しています。
建設業に期待されるSDGsの目標
●GOAL8「働きがいも経済成長も」
建設業の取り組みは、すべての人々の良好な生活基盤の提供に貢献します。また、環境不動産の市場形成などにより新規雇用の創出と経済活性化に大きな貢献を果たします。
●GOAL11「住み続けられるまちづくりを」
全世界的に都市化が進むなかで建設産業の果たし得る役割はますます大きくなっています。建設構造物は都市の基盤であるため、より良い構造物を長期にわたり利用できるようにすることで持続可能な都市の創出に貢献できます。
●GOAL12「つくる責任つかう責任」
環境負荷抑制のために、構造物の設計者にも使用者にもその責任が問われます。例えば、構造物の長寿命化と効率的な利用で、資源の利用効率を向上させることができます。
参考:建築産業にとってのSDGs(持続可能な開発目標)ー導入のためのガイドラインー(2019年一般財団法人日本建築センター出版)
川原建設株式会社が取り組むSDGs
当社では、従業員一人ひとりが企業活動とSDGsのつながりを理解し、普段の業務のなかで取り組みを実践しています。
内部管理体制
経営理念および経営目標を社内で共有しています。
- 経営理念を各部署の部屋に掲示
法令遵守
法令遵守の考えが社内に浸透し、法令を確実に遵守する体制・仕組みを構築しています。以前、ISO9000シリーズ(品質マネジメントシステムの規格群)を導入しており、現在も社内で運用、マニュアルとして生かしています。
- コンプライアンス(法令遵守)の徹底
- 反社会的勢力との関係の遮断
- 情報セキュリティ対策および個人情報保護の徹底
SDGsの普及啓発
従業員へのSDGsに関する教育機会を適切に確保し、SDGsの理念を社内に浸透させています。
- 環境省の「エコアクション21」の認証を取得
- 環境保全への取り組みについて、各部署の担当委員を中心に全従業員への周知を実施
社会的責任
企業活動が社会・環境におよぼす影響に対して、責任を持った対応に取り組んでいます。
- 会社からのごみ排出量を抑える
災害や事故などのリスクへの備え
自然災害や事故などを想定し、リスクへ備えています。
- 防災管理体制表の策定
- 防災訓練の実施(初期消火訓練、心肺蘇生(そせい)法、AEDの使用方法など)
※災害時等に対応できるように事業継続計画を作成予定
事業承継
事業承継に関する検討・対策を行っています。
- 各研修会などへの参加
公正な競争
汚職・贈収賄の禁止および不正な競争に関与しない方針を掲げ、社員に周知しています。
- コンプライアンス(法令遵守)の徹底
個人情報保護
個人情報を適切に管理しています。
- 個人情報漏洩(ろうえい)が起こらないよう機密書類は保管・管理を徹底
サプライチェーン管理
サプライヤー、事業パートナー等と、人権侵害の防止、生物多様性や生態系への悪影響の防止、倫理面での適切な対応(ハラスメント・汚職・贈収賄防止)について認識を共有し、共に取り組んでいます。
- ハラスメント防止研修を実施
差別・ハラスメントの禁止
差別や各種ハラスメントを防ぐ体制を整備しています。
- 正規雇用者と非正規雇用者の職務内容と責任度合いを把握し、賃金・福利厚生等の待遇基準を明確化(労働契約書に明記)
- ハラスメント相談窓口担当者が研修会等へ参加をし、快適な職場づくりに向けた情報を収集
労働安全衛生
作業中の事故等を防ぐため、安全で衛生的な労働環境の整備に取り組んでいます。また、有給休暇取得日数などを適切に把握、管理し、会議等で有給休暇取得を促す呼びかけを行っています。
- 年次でのストレスチェックの実施
- 通勤時のアルコールチェッカーによる検査および報告
- 労働安全衛生の啓発を目的とした労働安全衛生標語を全国安全週間期(7/1から7/7)に実施
- 安全衛生委員会による現場パトロールおよび月次会議での報告
ダイバーシティ経営
多様な人材が十分に活躍できる環境の整備に取り組んでいます。
- 求人は、65歳以上の方も応募可能
人材育成
適切な能力開発、教育訓練の機会を従業員に提供しています。
- 入社した若手社員(※)には、先輩社員がマンツーマンで教育・指導をし人材育成に努めている
※新卒者・未経験者に対して - 会社が推奨する資格や各講習会等の費用は会社が負担
- 新卒者は入社後、社会人としてのビジネスマナー講座や建設業新入社員研修に参加
- 高校・大学のインターンシップ受け入れ
公正な待遇
雇用形態に関わらず、同一労働、同一賃金等の原則に沿って対応しています。
- 従業員の公正な待遇の整備
健康経営®
従業員が心身ともに健康を維持できるよう対策を講じ、生産性の向上に取り組んでいます。
- 健康診断の受診また、アフターフォローとして保健士による保健指導を実施
- 「がばい健康企業宣言」に登録し、社員の健康づくりに積極的に取り組んでいます。
※健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
ワークライフバランス
仕事と生活の調和を図るワークライフバランスを推進しています。
- 働き方の見直し等による有給休暇取得の呼びかけ
DXの推進
ICTやAIを活用したデジタル化等、DXの推進により業務の効率化やビジネスモデルの変革に取り組んでいます。
- 土木工事等でICT建機の活用
- 各現場でドローンの活用
※現在、クラウド化の計画を進めています。
廃棄物・有害化学物質
廃棄物や有害化学物質の適切な管理、および処理に取り組んでいます。
- マニフェスト管理の徹底
エネルギー・温暖化
自社のエネルギー使用量や温室効果ガスの排出量を把握し、その使用量削減や排出量の抑制に取り組んでいます。
- 空調温度の適切化・不要照明の消灯
- 全館の電灯のLED化
- エコドライブ(急発進・急ブレーキ、アイドリングストップ)を心掛ける
- 環境配慮型建設機械の導入
環境配慮
自社活動において、環境に配慮した製品の取り扱いに取り組んでいます。
- 省エネ住宅やオール電化の提案を業務で実施
- 再生材やグリーン製品を購入
3Rの推進
限られた資源を有効利用するため、3R(リデュース、リユース、リサイクル)に取り組んでいます。
- 私的文書のコピーは、なるべく両面・集約コピーを心掛ける
- 不要なFAX用紙等は裏紙を再利用
- 材料などは、再生材を利用するよう努める
水の管理
自社の水の利用状況を把握し、利用効率の改善に取り組んでいます。
- 水量や水圧の調整・節水の励行
- 洗車時の水使用量は最小限に努める
環境マネジメントシステム
当社は「エコアクション21」に認証・登録されています。
- CO2の排出量削減に貢献
環境情報開示
環境の取り組みに関する情報を正しく開示しています。
- 「エコアクション21環境経営レポート」の発行
- ホームページの運営で情報発信
海洋ごみ
海洋ごみの削減や海洋汚染の防止に貢献しています。
- 山間部での土木工事等では、土壌や河川などに油類等が漏れないよう配慮
環境に配慮した交通手段
環境にやさしい自動車の使用を促進しています。
- 新車購入の際は、ハイブリッドカーの購入を推奨
ユニバーサルデザイン
誰もが利用しやすいサービス提供や環境整備を行っています。
- 発注者の要望に応えた設計・施工
地域への参画
地域の自治・福祉・防災活動や寄付、ボランティアなどの社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。
- 毎月2回、会社前の道路を清掃(輪番制で部署ごとに実施)
- 各団体、自治体が主催するイベント等へ賛助金として支援
- 当社が兼業している県営住宅で住民の方と一緒に花壇に花を植える「花いっぱい運動」の実施
地域資源
地域産物等の地域資源を積極的に利用しています。
- 材料等はなるべく地元企業に発注
若者の地元定着等
若者の県内就職を促進する取り組みを行っています。
- 高校生のインターンシップを受け入れ
- 県主催の高校生向け企業説明会に参加